はいからさんが通る
華優希さん
ご卒業おめでとうございます
ライブビューイングを見てからだいぶたってしまいました
華さんのお名前を知ったのは「はいからさんが通る」からです
柚香光さん2番手の時 そしてポスター発表
そこにリアル少尉と紅緒がいました
優しい少尉と勝気な紅緒
正に私が夢中になっていた漫画の世界
でもその時はチケットは手にはいらず
実際に見たのは柚香光トップのお披露目ライブビューイングです
「はいからさんが通る」は出だしはラブコメ
大正バンカラ 華族 袴にブーツ 和洋折衷 酒乱
テンテン眉の印念中佐 ライオン丸さん 編集長 鬼島軍曹 環 藤丸 牛五郎等インパクトあるキャラクター 編集長のお見合い相手もいたっけ!
毎週待ち遠しく夢中で読んでいました
ラブコメの王道です
それが紅緒のせいで少尉がシベリアへ飛ばされ消息不明となり紅緒は変わります
跳ねっ返りのじゃじゃ馬で世間知らずな少女が
二夫にまみえずと白い喪服で少尉の御葬式に出席し
伊集院家を支えていくと皆の前で宣言します
もうねえ
華ちゃんが紅緒なんですよ
芯が強く健気
ここからが紅緒の成長物語の始まりです
悲しいかな最愛の人がいなくても人は成長するのです
そして
編集長にしごかれながらも雑記記者として成長していく紅緒と猪突猛進で失敗もするが情に厚い紅緒に惹かれる女嫌いの冬星
宝塚ではちょっと足早に展開かな
しかし結婚式当日
関東大震災が起こり
最終的に紅緒は少尉を選びます
当時
この最終回は女の子の間で議論を巻き起こしました
何故少尉なの
あんなに紅緒を支えていた編集長では無く
何故
リアルタイムで見ていた私達は喧々囂々
ホントなんです
でも紅緒の成長していく姿を見て来た私達は
そんな紅緒が選んだからしょうが無いよねと納得するしかありませんでした
お転婆で天真爛漫な紅緒も好きだけど
どんな逆境の中でも誇り高く生きて来た紅緒を応援していましたから
女学生からの職業婦人としての成長
愛する人を失った後の成長
紅緒と少尉
二人が困難な時代を生きていく中
読者である少女たちも多少は成長していました
宝塚の「はいからさんが通る」は
華ちゃんとれいちゃん
そして小柳奈穂子先生の演出あってこその成功でした
少女漫画は萌えだけではないのです
華ちゃんの退団第一作は
みりおさんとの共演ですね
今までにない複雑な状況にいるヒロインです
楽しみにしています