すみれの散歩道

心惹かれる宝塚や映画などについて綴ります

ヨーロッパ企画 「九十九龍城」

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「オデッセイ」の中止を受けて、望海さんの森に行こうかと思いチケットを探してみましたが、さすがに時期も遅く2人分の席を手配することが出来ませんでした。

今回は前々から気になっていたヨーロッパ企画の舞台を本多劇場に見に行きました。
下北沢久しぶり。

劇場は裏側から、つまり何軒かお店がある所から入ったんですが、そこを歩きながら「あれっ、ここ確かに通ったことあるぞ」と何かが蘇りました。

もし行った事があるとしたら、10代の頃姉と「上海バンスキング」を観に行ったのが本多劇場だったかもと思いましが、劇場に入ってみると全然違う。
調べたところ「上海バンスキング」は自由劇場でした。
では、いつ行ったんだろう。

本多劇場は映画館の様な造りで、最前列と最後列では1階と2階ほどの差があるのでとても見やすかった。そのうえ席がセンターでしたので後ろから2番目でもノンストレス。

そして感染症対策も素晴らしい。
観客はほぼ誰もおしゃべりをしていません。
お一人様が多いのかなとも思いましたが、中年のご夫婦、若いカップル、二人連れや若い女性3,4人連れの観客もいて多様な客層。
満席、ぎっしり。
話し声はほぼ無し。


場内アナウンスは具体的でした。
コロナウイルス接触感染アプリ」をスマホに入れている人に対する場合の案内も含めて、宝塚と比べると「こういう事は絶対ダメなんだからね」という圧を感じました。
前のめり禁止で背中は背もたれにや帽子を脱いでなどもあり。

そのアナウンスが2回あった後、演者よりお芝居に絡んだ感染症対策の案内もあり、これが小劇場ぽくってちょっと面白かった。
是非、劇場に行ってお聞きください。

また本人確認もきっちりしていました。
本人確認証が必要です。お忘れ無きよう。

これから広島、福岡、愛知、大阪、神奈川を回るようです。
次はこちらにもお越し頂きたい。

ネタバレは避けますが、いつも宝塚を見ているせいか誰が主人公だろうかと見てしまいました。
ミラーボールにも反応したしね…笑

九十九龍城のセットも良く出来ていて、そこをスムーズに行き来する演者さんの動きを見ているのも面白く、笑いの間も良くずっと笑いっぱなし。
でも吉本新喜劇とも違う。
女性の演者さんが3人いるんですけど3人とも良いんですよ。

そうだ、映像の使い方も効果的で小劇場でこんなに使うのは珍しいのでは無いでしょうか。
知らんけど。
宝塚の様に煩くない。
映像制作も行っている劇団だそうです。


最後が決まっているので、途中がしっちゃかめっちゃかでも大丈夫。
というか、最後にすべて回収する。
2時間何も考えずに見ていました。
2月26日の関内での公演が最終のようです。
もしお時間があれば是非お勧めしたいお芝居です。





お読み頂きありがとうございました。
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