すみれの散歩道

心惹かれる宝塚や映画などについて綴ります

雪組「夢介千両みやげ」キャスト別①

ちょっと斜めになってるのは、写真を撮ってる私の左隣に未来のタカラジェンヌがいたからです。
それも3人も。
男役さん3人でこの看板の写真とってました。
チラ見だけ、決してガン見は致しません。
後ろ姿だけはガン見。
3人共バレリーナ体型、当たり前だけど。
タカラジェンヌのほとんどが宝塚ファンというのを実感。誰々ステキーと撮ってました。


さてキャスト別の感想です。
4月にも見るので簡単に。

夢介/彩風咲奈
三度笠姿がいなせで男らしく、スタイルの良さに惚れ惚れしました。
縞の着物もスッキリと着こなして素敵。

朴訥で底抜けに優しくて、女に惚れられちゃう役が納得でした。よくある優男でもなく、一見すると愚鈍な田舎臭い男、簡単に騙せると思って近づいた女たちが次々と夢介を好きになる。

夢介のお金を狙っていたのに、いつの間にか夢介のまごころに嘘をつけず、夢介の味方になってくれます。
良い人がどんどん集まってくる。
悪い人も良い人になっちゃう。


宝塚のトップスターにしては珍しい役かもしれないけど、トップ就任2作目でこの役に当たったのは、そして雪組にこの演目が回ってきたのは咲ちゃんや雪組にとって良かったかも。

今回お銀に縁のある三太お鶴亀吉、斎藤道場の二人と金の字、春駒座の春駒太夫とお糸、一つ目一家の面々、悪七お滝夫婦、五明楼の芸者衆、なかでも梅次浜次、伊勢屋や聡太郎お松に店子たち、多くの組子たちとお芝居をしています。

後ろで店子たちと芝居をしている時も楽しそうで、それがまた観客席にも伝わってきました。
ほぼずっと舞台にいるので、本人は大変かとは思いますが、役者を見に行くのも宝塚の醍醐味、千秋楽まで体を大切にがんばってください。
4月も楽しみにしています。



オランダお銀/朝月希和
今回ポスターが出たときから思っていましたが、メイクがほんとに上手くなってる。
プログラムもお銀は問題なし。ショーのボブがね、ちょっと残念だったけど、実際の舞台では金髪のショートボブ、良かった!
表情もナチュラルで、「キー悔しいー」も可愛い。
そして三太やお鶴亀吉に対してお姉さん対応。
ちゃんとお銀の押し付けがましくない優しさが出てました。
ナチュラル身長差もあって、気の強いお銀も夢介の前では可愛い恋する女に見えました。
今まで素敵な娘役さんと思ってだけど、希和ちゃんを可愛いと思ったのは初めてかも。
新しい希和ちゃんの発見でした。





お読み頂きありがとうございました。
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