すみれの散歩道

心惹かれる宝塚や映画などについて綴ります

月組「川霧の橋」ライブ配信

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昨夜は「世界ふしぎ発見」の途中で寝落ちしそうになり、早々と床につきました。




幕開けは板付きのトップコンビ
大火事の中を逃げ惑う二人はやがて離れ離れとなり、半次(鳳月杏)登場
そしてトップの太鼓で始まる華やかなお祭りの場面へ。
ここで私、台所へ飲み物を取りに行き、戻って来るとちなつさんとありちゃんが太鼓に加わってた。
どうやって?
あぁ残念、見れなかった!

センターで太鼓を打ってるれいこさんがホントに嬉しそう、そして麗しい。
太鼓を打ちながら時々左右を見るんだけど、トップの貫禄も見えて嬉しい。
あんなに美人なのに鬘が似合う。
トップコンビのプレお披露目感と合わさって幸せ感良き。
でも初演は剣幸&こだま愛の退団公演だったんですね。そして涼風真世さん天海祐希さんもご出演されていたとか。
配信あれば見てみたい。

幸次郎の仲間たちの紹介もリズミカル。

おみつ(海乃美月)のお爺さん(光月るう)が縁談を断る理由がなんともむごい。
「悪意は無い」が病床の母親に掛ける言葉で無かった。
娘の悔しい辛い思いをお爺さんが受取り、孫娘の幸せに水を差す。
でもその前に清吉(暁千星)がおみつの心に楔を打っているんですね。


初めての恋に舞い上がるおみつ
幸次郎との縁談を聞いても受けるつもりは無く。
幸次郎のまごころに気づくのが、清吉と夫婦になり、幸次郎は自分の友人と一緒になった後。
その時の歌が清吉を責めるのでは無く、おぼこい娘では気付けなかった事、支え続けてきた幸次郎への感謝と後悔の念。

でもおみつも周りの人に支えられていただけでは無い。
胸を患ったお組(天紫珠李)の世話をし、人生の最後に優しく送り出す。
支え支えられている中で、元々あった生きるエネルギーが蘇る。

半次(鳳月杏)の事を「優しい人」というお組。
半次は腕の良い大工、渡職人でも食べて行ける。
清吉との違うのは、行動規範がすべて人の為。
だから最後は合口を持って清吉の元に。

実はお組の絶命からその場面までネットの状態が悪く画面停止。
5Gなのに…

人に頼れず優しすぎる人、半次。
もしあの大火事の時、お組を強く止めていたらと思わずにはいられない。決して半次が悪いわけじゃ無いけどね。

「哀しみのコルドバ」はル・サンク出てないんだけど、これもそうなるのかな。
今回も画面には名前は出ないのね。
せっかく生徒の名前を覚えて貰うチャンス何だから、是非早急にどうにかして欲しい。

柴田先生はWikipediaによると1932年生まれ、実際に空襲等で、大火事の経験もあったのでしょうか?
舞台上での人々の右往左往がリアルで恐かった。
みんな助かってと思って観てました。
災害が多いからでしょうか?
観劇していて余り無い感情でした。

今回は再演物でしたが、初演を見てない私にはれいこさんへの当て書きの様に思われました。
音楽と歌詞を見直して何年か後にまた見てみたい作品だと思います。


れいこさん、トップスターおめでとうございます。
るろうに剣心」の四乃森蒼紫で注目したら直ぐに月組へ異動。せっかく見つけたのにと焦ったら、娘が珠城りょうさんのファンになり、月組さんも見るようになり今に至ります。
良い相手役さんにも恵まれ良かった、輝かしい宝塚人生を歩まれる事をお祈りしています。
今度は是非劇場へ観に行きます。




お読み頂きありがとうございました。
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