すみれの散歩道

心惹かれる宝塚や映画などについて綴ります

『ポーの一族』姉は覚えていなかったショー

昨日は合同生年祝いに姉と出席しました。
母を含めて白寿から傘寿まで。
9人兄弟姉妹のうち7人まで存命。

1月の延期から再度のトライでようやく開催することができました。
こういう時勢、参加は本人と子どもたちまで、孫ひ孫玄孫はビデオレターでの参加となりました。
県外はもちろん韓国アルゼンチンまで。

自宅療養中の母は当初参加を拒んでいました。
写真撮影だけという事でどうにか参加OKを貰ってましたが、当日本当に参加するかドキドキ。

なんと、最後まで参加出来ました!

途中何かあった時の為に一部屋とって貰ってましたが、2時間頑張りました。

素敵なドレスを着てアクセサリーを付け、自分の足で歩き、食事も少しですがいただき、久しぶりに多くの親戚に会い、近況を報告しながら、母もエンジョイ。

嬉しかったのは、母の姿を見ると私のいとこ達が駆け寄ってくれて、母の手をとったり、背中をさすってくれたりしたこと。
来てくれて嬉しいと皆から声を掛けて貰いました。
本当にありがとうございます。



そして今回生年祝いに参加して世代交代を実感しました。企画や司会、ライブ配信等はすべて孫世代が取り仕切っており、私達は座っているか、親の対応をしているだけ。

時の流れは止まらない。
タカラジェンヌだけではありませんね。




で表題の件になります。
年祝いに行く前に実家で姉から
「BSでポーの一族見たよ、やっぱり宝塚って良いよね」と

当時お土産を渡してもプログラムを見せても兄も姉も反応はイマイチ。
姉は幼い頃『ベルサイユのばら』を一緒にテレビで見てはいますが多分宝塚を生で見たことはない、はず。
ふたりでフランス人の俳優が出ていた実写版の映画も観に行きました。
「ベルばらは宝塚でしか出来ない」というのがふたりの一致した意見。
東京で学生をしている時は主に小劇団を見てましたが今はテレビの放送があれば見るくらいかな。
今年から東京で暮らすことになった我が娘に「いつでも演劇を見られるのが羨ましい」と言ってるので演劇は好きだけどいわゆる遠征はないかと思います。

そんな姉が「宝塚良いよね」

テンション上がり気味の私はさっそく、
何が良かったかと聞くと「全部良かった、特に村人が手を上げるところ」
天真みちるさんの「殺せ!」というところ?

アラン役の人が良かったでしょ、最後のショーも良かったでしょと聞くと、驚きの言葉が。

「えっ、ショーって何?ポーの一族はお芝居だったよ。ショーはなかったよ!」

↓私の心の声
ちょっとちょっと、お姉さん
宝塚でショーがなければ暴動が起こりますよ。

お芝居が終わって明かりが消えたあと、10分位のショーが無かったかと改めて尋ねたら
「うん、無かった」

えーっと、主役の人が血のようなピンクの衣装を着て娘役と絡んで、男役集団のダンスがあったんじゃんと再度。
「無かった、カットされたかな」

カットされたはず無ーい、絶対。
宝塚はショーがなければ、以外同文。

何故

小池修一郎、渾身のショーを覚えていない発言。

ポーの一族』は萩尾ファン、原作ファンとしてみると言いたい事もありますが、宝塚ファンとしては楽しんで観劇できました。

何よりもあの衣装を着た明日海りおさんを実際に見た衝撃。
ロングドレスが翻る美しさ、躍動感溢れる男役群舞、柚香光の真中力、ちなつの脚の長さ
これぞ宝塚、でしょ。

姉を詰めようとした所で、姪や出張で帰った娘が来たので残念ながらできず、結局姉の脳内であのショーがどこにいったのか分かりませんでした。


ただ、一晩立って冷静になってみると、私自身も『ベルサイユのばら』のショーって覚えてないんですよ、エヘッ
昔の動画とか龍真咲さんの『ドラゴンナイト』の小雨さんの場面を見ても、はっきり思い出せず。

宝塚の『ベルサイユのばら』といえばプロローグ、オスカルとアンドレが結ばれるところ、バスティーユのダンスシーン、オスカルが撃たれる場面。

あまりにも原作を知っているとそうなるのか?

いつかは姉にも宝塚に行ってほしいがどうすれば良いか思案中です。





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